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高田世界館で無声映画の忠臣蔵を見る

11/4 忠臣蔵with弁士&薩摩琵琶in高田世界館

今でこそ映画は音声も作品の中に含まれているが、昭和初期まで映画は映像のみだった。
なので「活動写真」なんだな。
セリフは字幕で出てくるけれど、日本の場合はそこに活弁士がついてその内容を語りで表現し解説していた。
生演奏は作品の1シーン1シーンにあわせたBGMを担う、と。
トーキー映画が出現してから次第に無声映画も弁士も数が少なくなっていき、どちらも消えたかと思いきや、弁士の灯は消えてはいなかったのである…

全盛期と比べればその数のパーセンテージは1ケタ台になるかな?ってくらいだが、平成にも弁士はいるのだ。
その数少ない弁士のお一人が、高田世界館で活弁するという。
映画は昭和元年に封切りされた忠臣蔵他無声映画。
これは見に行かねばと行ってきまーす。
これなのだ
これでーす♪

開演前

どんなんかなー
開演前。弁士は片岡一郎さん、薩摩琵琶は川嶋信子さん。わくわく。
弁士と演者
お二人登壇。はじまるよ~
薩摩琵琶
これが薩摩琵琶。

さあ上映。
演目は
『中山安兵衛』1925年・日活・4分 主演・尾上松之助
これは去年の活弁上映の時にも使われたもの。
本当はもっと長い作品なんだそうだが、現存しているフィルムがこれだけなんだそうな。
なので途中で、これからいいところなんだろうがばっさり終わっている。
どんな話だったのやら。。。
字幕の言い回しが当時の語調で時代を感じさせるが、弁士の片岡さんの語りは現代風で分かりやすい。

なつかしの高田の祇園祭などを撮影した映像の上映。これも片岡さんの巧みな語りで更に面白く。
でもこれ撮れるってたいしたもんだよなー。
こんな映像残ってるって貴重だよ~!!

そして『忠臣蔵』1926年・日活・52分 主演・尾上松之助
これは、日本映画初のスター俳優・尾上松之助が自身の集大成として取り組んだ大作。各地に断片のみが現存が確認されていたが2015年に完全版が発見され大きな話題となった。というモノ。
忠臣蔵はあの忠臣蔵なので、ストーリーは割愛するけれども、なんていうか、映像演出が現在に通じるものがあるというか、こういう映像演出を以降のドラマやマンガが真似たのか、当時の活動写真に携わっていた人たちすげーなーと。
そして、字幕的なセリフは静止画面で瞬間的に出るのだが、そんなに長いものではないし主要人物の主要セリフだけなので、見ている側も脳内想像で補うしかない…あ、当時も弁士が解説するから問題ないのか(^^ゞ

この尾上松之助さんは日本映画の大スターで、明治・大正と1000本以上の映画に出演しているのだが、現存しているのは9本しかないのだそうだ。それも断片的なものがほとんどという。
その中の2本が今日上映されたわけか。いやーありがたや。
弁士さん
さすがに上映中は撮れないのでちょっとトークの時にそれっぽくぱちりこ。

上映終わってからのご挨拶。
揃って
片岡さんと川嶋さん
ぱしゃっとな
もう一枚ぱちりこ。

片岡さんの語りと川嶋さんの琵琶の音色が作品をより深く引き立てていた。
なんたってライブ。同じ語りと音とこの空気感は二度とない。
一期一会の弁士と生演奏と無声の活動写真、去年についで楽しませていただきました。
そして片岡さんと川嶋さんのそれぞれの更なるご活躍期待しています。



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