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「これからの地域と仕事(はたらきかた)の未来を語ろうin高田世界館」へ

講演・講習・説明会・勉強会、みたいなの
11 /13 2018
11/12 「これからの地域と仕事(はたらきかた)の未来を語ろうin高田世界館」へ

先細る地方に危惧し「なんか動かなくちゃ!」という一念で地元求人誌の編集長・池田さんが立ち上げたイベント「これからの地域と仕事(はたらきかた)の未来を語ろう」というトークセッションが高田世界館で開催される。
ってことで行って来ました。
本日開催
行けるかどうかギリギリまで分からなかったので当日券にしました☆

ごあいさつ
セッション開始に先立ち、主催の(株)桐朋の社長の挨拶。
求人誌事業をやってると、やはり地元企業の衰退も感じてしまうそうで…。

今回のパネリストは
パネリスト1
ライター/フォトグラファーの五十川ルリ子さん
NPO法人しごとのみらい理事長&サイボウズ勤務の竹内義晴さん
パネリスト2
月刊「ソトコト」編集長の指出一正さん
上越市自治・市民環境部長の影山直志さん

竹内さんがトークセッションの舵取り・まとめ役みたいな感じで進行。
紐解く
今日はこういうことについて語り合います。

まず[地域の現状&未来予想]として、影山さんが夕張の例を元に上越の将来を、指出さんが島根の「人の奪い合いをせずにお互いが幸せになるシェア方式」を例に挙げる。
切り口いろいろ
上越の人口推移
メニュー2
島根の取り組みから

[移住者目線と地元民目線]
メニュー3
移住…若者のコミュニティの場がない、情報が少ない、内輪的
地元…実際従来からの(道普請なども含む)地域コミュニティは難しくなっている…が、年配になればなるほど「俺たちはこうやってきた(ので今のしょもできるはず)」という固定観念が強い。
…ってことは、地元年配者は危機感がなく現実を見ようとしないってこと?
それとも過疎でうちらの代でここはもういいわって諦めてる?

[破綻と再生]
メニュー4
夕張の破綻の顛末からの現在の再生
行政に頼らず自分たちでも動く。他所からの助っ人も。
…ってことは、予算担当課やエライさんたちがそれまで辻褄合わせできたけどそれもかなわなくなり破綻となったけれど、一般職員は報じられるまで自分の市がそんなになってるとは知らなかったそう。
じゃあ、ヘタしたら上越だってもしかしたらそういうことがないとは言えないよね。
あと、夕張は再生のため税金が高いそうだけれど、こんな高くちゃ俺たち生活できねー!と市を出て行く人もいるだろう。
そうなると更に個人負担が増えることになるから、また更に人口が減り、市として人口も行政も機能できなくなる限界集落ならぬ限界市で将来消滅なんてことになる可能性はどうなんだろうか。
そこまでひどくはならないだろうけど…

[関係人口/関係案内所]
・その地に住んでなくても、その地を愛する人を、愛するような流れを作る。いきなり移住はハードル高すぎ。
メニュー5
・都会の若者は田舎に飢えているふるさと難民
・「関係人」が集える、そこに行けば必ず関係人や関係人を迎え入れる(地元民)人が誰かいるそんな場所…関係案内所が必要
…ってことはさ、やっぱ地元からの「発信」だよねー
あとは受け手の受信感度?
「「住みやすい」とか「いきいきと暮らせる」ようなフレーズでその地をPRするような行政には若者は飛びつかない」とも言ってたけど、それなら「スタバはないけどスナバはある」的な自虐風刺的な方がココロに引っかかったりすんのかな。
どっちにしても、地元民がその地を好きで、自分たちがその地で楽しめないと(そしてそれを発信できないと)、そしてその楽しみを外の人にも(外の人を受け入れて)シェアできないと難しいだろうなぁ…

[複業/多拠点ワーク/居住]
副業ではなく複業。流動創生。国もそういう流れを考えている。しかし従来の企業のやりかたから見るとそのシステムは難しい
もともと人は対価あるなしに関わらず複業している。
メニュー6

ネットがあるこのご時勢、都会に行かずとも情報のやり取りも(仕事も)できる。
このご時勢、1箇所にとどまらずとも多拠点で働くことも可能ではないだろうか。

そして参加者からの質問にパネリストが答える質疑応答タイム。
↓パネリスト回答
・よく受け入れ側は来る側をファン・ボランティア・サポーターとしたがるが、それではダメで、住んでなくてもその地域を動かすプレイヤーとして・仲間として認めるべき。
その分野が好きな人だけ集めればいい。そして交流の場を持つべき。
・地元の(田舎の)人は温かいと思っていたがそうではなかった場合もある。土地の人から温かくされればその土地も好きになる。
あと好きなこと(釣りやスキー等)ができる場所であることこれ大事。
・今回話したような(具体的な)取り組みを上越市ではやっているのか、またプランとして持っているか⇒現在ではまとまっていない

ある質問された方が十日町の方だったんだけども、自分には十日町は大地の芸術祭があるから、作家さんにしろこへびさんたちにしろ来場者にしろ、いわゆる「余所者」への受け入れ精神が上越より高いイメージだったので質問出たときにちょっと驚いてしまった。
関係人口に至っては謙信公祭の時一緒の隊だった方が、県内の方なのに県外の歴史ボランティアガイドとして通ってるって聞いてビックリしたんだけど、それだってやっぱり関係人口っていえるよね。
「よく来るけど何しに来てんだあの余所者」ではなく「うちらの地が好きなんだなぁ仲間だなぁ」と受け入れられるかどうか。

指出さんが揚げた事例は以前のトークショーで話されたことでもあったので今回は別の事例も聞きたかったけど(^_^;)。
そして、SNSやネットはそのモニター画面の先には当然人がいるんだけど、でもそれだけじゃなく、社会ってのはリアルな人と人とのやりとりでもあるから、直接人と対面する仕事に至ってはどうなのかな。
あと田舎だとそのネットすらつながらなかったりね。実際自分の里山ではつながらんw

そして、都会の若者はいいんだけど、地元の若者には?「つまんねーし、金ねーからやってられねーし、なんもねーし」みたいな「ねーし」な彼らに「オレの住んでるとこおもしろい」となって行動してもらうには?
「出る杭叩き」が非常に高い土地柄でつぶれず「楽しむ」をキープするには?叩く人たちも取り込むには?
そしてやっぱり「それ(好きなこと)で実際食っていけるか」これも大事だし。

出る杭叩きってのは他人を落として自分を上げないとダメという考え方をみんなそれぞれが変えなきゃいけないことだけど、これがなかなか難しいんだろうな。それができればいじめやらハラスメントなんてとっくになくなってるだろうし。

人口減少はその土地土地の話ではなく、日本全体の話。
少子化で各学校が子供というパイの取り合いしてるけど、それと同じで土地が人の奪い合いしてる現状では結局うまくないのは確か。それでも頭数は減っていくのだから、これからの人たちに増やしてもらうしかないのだけど、いわゆる先進国傾向というか国の施策というか…子供を育てにくくなってるからこりゃまたどうしたものかとも。

閉会挨拶
閉会の挨拶

自分、だから実際何ができるのよってのもあるけれど、そして他の地域の事例がこの地でも当てはまるもんでもないけれど、マネが成功するとも言えないけれど、でもそれぞれの分野からのそれぞれの視点からのお話聞けてとても有意義な時間でした。
advaのスタッフのみなさん、そしてこの企画を立ち上げた池田さん、大変お疲れさまでした。
ありがとうございました!

雪降るけど、上越地方っていいとこだと思いますよ、はい。



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しー

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